岐阜県美術館で

帰省中に開催していた『象徴派―夢幻美の使徒たち』という美術展に行ってきました。
象徴派が好きなのではなく(象徴派がなんたるかさえよく分からない)、地元でやってるなら観てみよう、という軽い気持ちで。
岐阜県美術館は、ルドンのコレクションで有名なのですよ。
↑ルドン好きな方は必ずご存知。


象徴派がなんたるかを知らない私ですので、聞いたことのない画家の作品が多くを占めていました。
でも、行ってよかったです。

ルドンは特に興味がないのですが、「神秘的な対話」という作品は気に入りました。岐阜県美術館(以下、県美)所蔵なので、また見られるでしょう。

今回とても気に入ったのが、アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔36景」。
これ全部見たいー。と調べたら、長野の北斎館で「冨嶽三十六景とエッフェル塔三十六景」という展覧会が7月に終わっていた‥‥。がっくり。
いつか見たいです。


あとは、自分メモとして気に入ったもの↓
デヴァリエール「アフロディテ
スピリアールト「オステンド灯台
ヴュイヤール「風景と室内」3.大通り
ヴァロットン「怠惰」
セリュジエ「森の中の焚火」「急流のそばの幻影または妖精たちのランデヴー」


美術の知識もない私ですので、ただ、「これ好き!」と見ているだけですが、意外なものを「いい」と思う自分にびっくりしたり、(今回のエッフェル塔36景のように)新たな発見があったり、好奇心を掻き立てられたり、いい刺激が得られますね。
だから、年に一回くらいは展覧会に行きたくなるのかも。

近々、県美にシャガールが来るそうなので、チラシをもらってきました。
行きたいけど、行けるかなー。