県庁おもてなし課

有川浩

有川さん、代表作の『図書館戦争シリーズ』は読んでません。
が、これだけ人気なのはやっぱり面白いんだろう、と思って『クジラの彼』と、間を置いて『ストーリー・セラー』を読んでみたのです。
しかーし。私には合わない。

でもなんだか諦め切れず、同僚が「面白かったよ」と言っていた本作品を読んでみました。

あれ?面白い。
有川浩と意識しないで読んでました。
この作品は、実際に有川さんが故郷の高知県の観光特使を引き受けたことから書かれたそうです。
それだけに、かなりリアル。
公務員ってそんな感覚なんだ…とちょっと愕然としたり。馬路村行ってみたくなったり。

ただ、、、後半の、掛水と吉門の飲みながらの会話が、有川浩っぽくて残念。
(ここにきて全否定!?>私)
色恋の箇所はやっぱり読み辛い。

自分の中で有川浩の位置付けが決まったので、しばらく読まないかな。
もうちょっと年を重ねたら(枯れてきたら笑)、どんな風に書くようになるのかを見守りたい感じですね。