なでし子物語

伊吹有喜

電車の中で読み始めたのですが、早々に断念。
人前で読んじゃだめでした。

耀子、小学校4年生。母に捨てられ、学校にも居場所はない。
訳もわからず連れて来られた静岡の山中のお屋敷。ここで耀子の新たな人生が始まります。


何度涙があふれて読めなくなったことか‥‥。
いろいろ思うところはあるのですが、うまく言葉にならないです。親の責任、教育の大切さ、信じてくれる大人の必要性、友達、自然。子供がきちんと成長するには、本当にいろいろな要素が必要だと思いました。
『自立と自律』という言葉を胸に、耀子が強く美しい女性に成長し、幸せになっていることを願います。(多分私、耀子と同い年くらい)