聖なる怠け者の冒険

森見登美彦

森見さんの長編。新聞に掲載されていたものを大幅改稿したもの(ご本人は書き直したとおっしゃってますね)。

舞台は京都。『宵山万華鏡』に似た感じ(シンクロするところもあります)の宵山の日の摩訶不思議なるお話です。『有頂天家族』も先に読んでおいた方が楽しいらしいですよ。←私、未読。

楽しい。森見さんの文章のリズム、好きだなあ。登場する変な人たちも好き。
一通り読んで返却してしまったけど、これも酔っ払って読んだらまた楽しいかも(私、『夜は短し歩けよ乙女』は、酔っ払って読むことをいろんな人に推奨しております)。

私もぽんぽこ仮面に一日くらいなってみたい。ただし、涼しい季節にね。