かたづの!

中島京子

評判など、なんの情報も入れずに読みました。時代物ファンタジーなんですね。
一本角のカモシカと、八戸氏第二十一代当主となった祢々の友情(?)の物語…と説明すればよいのだろうか。祢々の生涯を描いたファンタジー?と説明するのも違う気がするなあ。

これは好き嫌いが分かれると思います。
読んでて思わず笑ってしまったりしましたが、ファンタジーじゃなきゃダメだったのかなあ…と思ったりも。

女性でありながら、八戸氏第二十一代当主となった祢々の史実について興味が沸きました。
本当はどんな人だったのかなあ。

個人的に、実在した歴史上の人物が出てくる物語の場合、ファンタジーだと茶化されてるような気がして…なんとなく落ち着かない感じがしていまいます。
いや、時代物ファンタジーたくさんあるんですけどね。ファンタジー具合にもよるのかな。